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読書を楽しむ 「つばさものがたり」

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26歳のパティシェがケーキ屋を開店し乳がんで亡くなるまでの物語。
彼女の名は、小麦。
父は、彼女に夢を託し他界した。
母は、小麦に賭けた。
兄は、小麦にこどもの頃、自転車の乗り方を教えた。

兄の名は、代二郎。
代二郎には妻・道恵と息子・叶夢がいた。
叶夢は、夢を叶えるということで名づけられた。
叶夢にはレイという天使と妖精の中間の友達がいて彼にしか
見ることができない不思議な関係だった。

小麦は、東京の有名洋菓子店で修行をしていた。
彼女は3年前に乳がんの手術をしていた。
同じお店でスーシェフをしていた男性が5年ぶりに海外から
帰ってきた。
そして、彼女に彼が出す新しいお店に来てくれないかと
依頼されたが彼女は断った。
小麦は、乳がんが再発したらしいと感じていたため断念
したのでした。
そして彼女は、お店を辞めて故郷の北伊豆へ帰ります。

彼女は、母親の援助を得て苗字をつけた「君川洋菓子店」を
開店させますが叶夢の友達レイが「この場所は、はやらない」と
いいます。
レイの言うとおり、最初の数ヶ月だけ客足もよかったのですが
その後は、従業員に給料を支払うのも厳しくなり、小麦も
隠していた病気のせいで倒れてしまいます。
そして、お店は開店休業になります。

実家で休養しながら病院に通い治療を受けながら小麦は
叶夢と代二郎とレイの天使になるためのテストを見に
出かけます。
レイを小麦も代二郎も見ることができませんが叶夢には
見えるのでした。
こんなことがあり小麦も体調を回復しつつありました。
そして、新たに場所を変えて母の援助もあり小麦は
「ファボリ・ダンジュー」という天使のお気に入りという名
の洋菓子店を開店しました。
このお店は、小さい店舗ながら客足が途絶えない盛況でした。
お店は、小麦と母親と兄嫁の道恵さんとふたりの新人を
雇って開店しました。

お店の盛況と裏腹に小麦は日に日に病魔に襲われ衰弱
して動けなくなり、病院のベットで息をひきとります。

夢を追いかけた女性が我慢して我慢して一生懸命にがんばって
ケーキ職人になれてお店も持てて、しかしそこには落とし穴が
あって彼女を病魔が襲い、それを家族が支え、夢だけは叶え
させてあげたというお話しです。

一生懸命に読むと涙ぐむこともあります。
家族小説が好きなひとにはお勧めです。

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