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読書を楽しむ「相場英雄 クランクイン」

DSC04494.JPG                                   準大手規模の広告代理店に勤務する根本崇は社長に呼び出され                                     大ベストセラー「永久の大地」の映画化の担当をすることになるが・・・                          映画がどのように製作されていくのかをリアルに描いた作品で                                         映画製作の裏側の厳しくもやりがいのある世界を学ぶことになる。      DSC04495.JPG                                     映画好きが読むには最適な本でした。                                        根元の会社・京楽エージェンシーの社長・丹波が大学の同級生で                                  出版社・四葉社に勤める友人から映画製作の話を持ちかけられる。                                         四葉社は中堅だが最近ヒットを連発していた。                                             原作は大ベストセラーの「永久の大地」だった。                                           京楽は映画製作でアニメは手掛けていたが実写経験がなかった。                                  作品の舞台は北海道。                                                       地元の有力企業を製作委員会に招致し京楽が幹事会社になり、                                      作品全体を牽引するすることになった。                                          配給は日本の大手映画会社の一角・帝国映画に決まった。                                             ところが映画製作というのは大枠が決まっても簡単に先に進まなかった。                               原作者が変人、原作のイメージにあった役者探し、製作費は当初の金額を                   大幅にオーバーするという現実、カメラマンの負傷など問題続出の                       スタートとなった。                                                目次の構成は「シーン1準備稿」「シーン2座組み」「シーン3決定稿」                  「シーン4ロケハン」「シーン5クランクイン」となっているが                     シーン5のラスト7ページで読者はあれれれと騙されたことに気づく                              というお楽しみが待っている。