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読書を楽しむ「山下澄人 砂漠ダンス」

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砂漠へ行きたいと考えたのはテレビで砂漠の様子を見たからだ

わたしの住む街は国の北にあり、冬は恐ろしく寒い。                          わたしはどこでもタカハシと名乗っているがタカハシではない。                     たまたまつけたテレビに砂漠がうつっていた。                             飛行機で砂漠のある街の空港に夜遅くついた。                              宿で一泊し空港で車を借り、湖を見つけたが車が砂にはまり動かなくなった。               日が沈んでいく見渡す限りの場所にわたしはひとりでいた。                       歩きながら石を拾い左右のポケットに入れた。石はピラミッドの形をしていた。              砂漠で男の子に出会った。                                       右手にホクロがあり、わたしの右手にも同じ場所にホクロがあった。頭の中で「俺か?」というと男の子はうなずいた。わたしの後ろに若い男女がいた。ふたりは何年か前に死んだ父と母だった。釣りをしている男がいた。ノグチだったがわたしが知っているノグチは死んでいるが、ここにいるノグチは太っているときのノグチだった。                                                わたしは四つん這いになり犬になり湖を横目に走った。人のにおいがした、女だった。           朝が来るまでに砂漠へ来る前の話が延々と続き、やがて朝が来た。                                      わたしはこれから車を砂から出すことや宿に戻ってやりたいことなどを考えていた。

読書の感想・・・「複雑や」



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