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読書を楽しむ「朝比奈あすか 月曜日の朝へ」

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篠田瑞貴は、社員300名弱の七海印刷のマルチメディア部に
勤務して4年目になった
カタログやパンフレットをCD-ROMに制作しなおすのが主な
業務だった
瑞貴には2つ年下の南川という彼氏がいた
大学のスキーサークルで知り合った
瑞貴の実家は山梨県の甲府にあり父と兄夫婦が住んでいた
母は、病院へ検査にいって腫瘍が見つかり即入院になった

就職して数年が経つと仕事上の悩み、彼氏との関係、実家のことなどと環境が
変化する。
そうした変化に対し未熟な主人公が不安を抱え、こころの中の葛藤が描かれて
いる。
会社では仕事のできない同僚がいて、子会社への出向の話があった。
南川は瑞貴のアパートに泊まると翌朝寝起きが悪く不機嫌になるので、その顔を
見るだけで嫌な気分にさせられていた。
母親は3年生存率5%以下と言われていた。
母のことがあり、南川と週末会ってあげられなくなっていた。

なんか、もう、イヤだと。
生活全般について、明日も明後日も、たぶんこんなことばかりが続いてゆく
のだろうという不安が、いつしかすべてを失うのではないかという不安へ
駆り立てていく。
それでも新しい週がはじまると、なにごともなかったかのように月曜日の朝が
くる。
考えれば考えるだけ深みに落ちる。無理をしないと考えれば気持ちは落ち着く。
そんなものです。


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