So-net無料ブログ作成
検索選択

読書を楽しむ「広小路尚祈 うちに帰ろう」

uti002.JPG

門倉英樹は主夫
妻の沙織は自動車の電装部品を作る会社に勤めている
夫は小さな冷凍餃子のメーカー勤め
沙織は、未央が生まれ、育児休暇明けに保育園に
未来を入れて職場復帰する計画だった
しかし、ゼロ歳児の受け入れ枠は小さく
預かってもらうことができず
給料から考えて沙織が働き、英樹が主夫になった

沙織を送り出し、未来に朝ご飯を食べさせ、食器を洗い、洗濯しながら
掃除機をかけ、布団を干して家を出て、お昼に帰って、昼ご飯の支度を
して、未来に食べさせ、布団を取り込んで、昼寝をさせ、自分の時間に
なり、本を読んだりして、15時になったらおやつの支度をして、未来に
食べさせ、遊んでやってから、お買い物
帰宅後、晩ご飯の支度、沙織が帰る時間に合わせ、酒の支度。
沙織が酒を飲んでいる間に未来を風呂に入れ、寝かしつける。
沙織が風呂に入ったら、晩酌の後片付けをして、沙織が布団に入ったのを
確認して、俺も布団に入る。

天気の良い日は、洗濯を終えて、公園へ未来と行く。
主夫として公園デビューしたが誰も相手にしてくれなかったが、美和さんだけが
「こんにちわ」と声をかけてくれた。
彼女には虹矢くんという男の子がいた。
ふたりの共通点は、煙草を公園で吸うことだった。
公園に集まるお母さんから、ふたりは仲間外れにされていた。

最近の沙織は仕事が忙しく、新婚の頃に比べると夫婦の会話が減った。
結婚して5年、その前の交際期間が3年。
結婚前の俺の年収は300万にも満たなかった。
そして、いま沙織のおかげで快適な生活をしている。

美和さんの家庭は夫婦の会話がない以上の状態だった。
旦那に女がいた。
離婚はしないけど終わっていると言った。
仕返しに浮気相手と心中したらと意見を言ったら、英樹さん付き合って
くれないと頼まれた。

今どきの主夫のお話。
わたしの時代にはないことだったので、おもしろおかしく読めた。
こんな夫婦でもうまくいってればそれでいいのです。


共通テーマ: