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映画を楽しむ「午後の曳航」

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少年は、船の航海士に男の理想像を見た

原作, 三島由紀夫

イギリスの港町。
少年ジョナサンは、母親アンとふたりで暮らしていた。
父親は既に他界していた。

ジョナサンは、少年だけの秘密クラブに参加していた。
クラブのボスは裕福な家の13歳の少年で大人の世界を軽蔑していた。
クラブのメンバーは、ボス以外に5人で5人は番号で1号から5号までいた。
ジョナサンは3号と呼ばれていた。
ボスはメンバーにとってカリスマ的な存在だった。

クラブの集会は深夜行われていた。
ジョナサンも家を抜け出して参加していたが、やがて母親に知られ部屋に
閉じ込められる。
このとき、部屋の中で暴れ壁に節穴があることを発見する。

港に大きな船が入港した。
ジョナサンは母親と見学に行き、そこで2等航海士のジムと出会った。
ジョナサンはジムの生き方に男の理想像を見た。
3人は一緒に食事をして、ジムはその夜アンの家に泊まりふたりがベッドを
ともにしているのをジョナサンは節穴から覗いて見た。
翌日、ジムは船で出航した。

クラブのボスは、ジョナサンの話を聞いて、大人の男女が考えることは同じ
だと断言し、男が戻ってきて母親に結婚話を持ち込むとからかった。
ジョナサンは、そんなことはないと怒ったがジムは何回も母親に手紙を書いて
再度入港したときに母親に結婚を申し込んだ。

ジョナサンは、部屋の節穴を見つかり母親に怒られ、ジムに二度と見ないように
と言われる。
ジョナサンのジムに対する理想像が崩れ始める。

クラブのボスは、メンバーの前でネコの解剖をして完璧なものは心臓だけだと
言ってみんなを納得させる。

海の男と思っていたジムが海を捨て、陸に上がることを決意したことで
ジョナサンが思っていた理想像が崩れたとき、秘密クラブの少年たちに
大人に対する殺意が芽生える。

結末に唖然としました。

少年の微妙な心理状態について学びたい人は映画を観てのお楽しみ。

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