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映画を楽しむ「愛、アムール」

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老々介護の行き着く先

わたしも65歳になり細君ともども老夫婦となった。
だから老々介護を映画を通して観た。

夫ジョルジョと妻アンヌは元音楽家で今はパリのアパルトマン
住んでいる老夫婦。
ふたりは前日アンヌの教え子の演奏会にふたりで出かけた。
翌日、ジョルジョはイスに座っているアンヌに声をかけても彼女が
なにも発しないことに異常を感じた。

病院にも行ったが治らず、右手が不自由になり車椅子を利用する
ようになった。
身の回りの世話は夫がした。
アンヌの状態は日に日に悪くなり看護師を雇うようになった。
離れて暮らす娘も心配するがジョルジョは自分が面倒を見ると
言い張り娘の言うことは聞かない。

手が足りなくなりヘルパーも雇うようになるが問題が起こり解雇する。

ジョルジョはひとを避けるようになりアンヌとふたりで過すようになるが
アンヌもジョルジョの言うことも聞かなくなり、ジョルジョはふたりの
昔話をして枕をアンヌの顔に押し付ける。
アンヌは数回足をバタバタするがやがて止まる。

アンヌの部屋のドアは、テープで密封する。
ジョルジョは、メモ用紙に何かを書き込み部屋から出て行く。

症状が悪化したので病院に連れていけばと観客は思うが
アンヌがジョルジョに二度と入院はいやだということを約束
させていたのでジョルジョはそのことを守っていた。

夫が妻を結果として殺したことは「愛」だと映画は言いたいのか。
こうなる前に夫婦は話し合いをして入院したら延命処置はしないとか
介護に疲れたら施設に入るとか身内に相談するとか方向性を決めて
おくことが必要だというのが映画を観た感想です。

人間、身体の自由が利かなくなったらお終いということです。

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